去年10月に注文書を出したGLCが今月納車となりました!
異例のスピード納車です。
というわけで、今回から納車されたGLC(X254)のレビューをしていきたいと思います。
X254GLC納車
冒頭にも書きましたが10月に注文書を出して、まさかの3か月での納車となりました。
仕様はフルオプションでボディカラーはオパリスホワイトです。
オパリスホワイトは廃止されたダイヤモンドホワイトよりも
青白いといいますか明るい白のメタリック調といった感じに見えます。
季節がまだまだ真冬ということもあり、スタッドレスでの納車となりました。
ちなみにタイヤサイズは235 55 R19の通常よりも1インチサイズダウンをしております。
(X254は255 45 R20が標準で去年途中から値上げと同時に仕様変更になりました)
つまりX253用のホイールが利用可能で、
私はタイヤFUJIのフィッティングルームであれこれ何が合うかを吟味しながらカールソンのブラックを購入することにしました。
なんだか白のボディには黒いホイールのほうが合ってるような気がしたんですよね。
内装カラーはブラウンです。
黒ではつまらないし、かといって赤というのも
AMGなど含め従来のエクスクルーシブパッケージではお馴染みだったので
今回はブラウンを選択することにしました。
シートの座り心地は良好で、程よく弾力があり硬すぎず柔らかすぎず。
w213Eクラスと違って革の表面にはシボが入っています。
アクセル・ブレーキのフィーリング
W213のEクラスや現行W206のCクラスですと、結構な割合でブレーキがぎぃぎぃ鳴いたり止まる時に
カックンブレーキが発動するのですが、X254のGLCではそういったことがなくブレーキの効きも少々緩やかな感じですね。
個人的にはとても好印象で、最初に試乗した時とまったく変わらない印象で安心しています。
個体差とか仕様変更とかあったら嫌ですもんね。
アクセルレスポンスについては、ディーゼルエンジンの特性により、低速域からトルクが充分に感じられます。
アクセルを踏み込むと、エンジンの重低音が足元から「ぶぉ~ん」と響いてきます。
この車はISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を搭載したマイルドハイブリッドですが、通常のハイブリッド車のように、静かにスムーズに加速するというよりは、発進時からエンジンが活発に回り始め、その結果として動き出します。
そのため、始動時にはわずかながらもっさりとした印象を感じるかもしれませんが
アクセルを思い切り踏み込めば、躊躇なくスムーズで力強い加速が体感できます。
特に、以前のW213初期型Eクラスと比較すると、ISG搭載車のこの加速感は一段と際立っているように感じます。
乗り心地・静粛性について
この車は、私が以前乗っていたEクラスと比べて、乗り心地と静粛性が格段に向上しています。
SUVのため、車高が高く設定されていることと、エアサスペンションの効果が大きいのかもしれません。
道路の段差を越える際の衝撃は非常に柔らかく感じられ
ちょっと荒れた路面でも、車内にロードノイズが伝わってくることはほとんどありません。
音は車の下部で低く留まり、ラジオやオーディオの音量を少し上げるだけで、ほとんどの場合、走行音は気にならなくなります。
以前W205のCクラスを運転していた時は、ロードノイズが音楽を覆い隠すことがしばしばありましたし
その後のW213Eクラスでも、その問題はいくらか改善されましたが、完全には解消されませんでした。
しかし、このX254GLCではそのような問題はほとんど感じられず、音楽を楽しむことに何の妨げもありません。
カーブでのロールはやはり車高が高いせいもあり、セダンよりも若干感じるような気がするかな。
しかし揺すられるという感覚はほぼなく、ふわふわしてるわけではないのに乗り味は柔らかく
振動後の収束も早いという超絶妙のバランスと乗り心地をもっているように感じます。
高速域に関しては、ディーゼルは時速100kmくらいまでは伸びが良いですが
そこからは伸びが悪く少しづつパワーダウンしていくように感じます。
高速道路では、以前のW213のE300ではむしろ80kmからグイグイくる感じで120kmになっても衰えることを知らず踏めば踏むほど怖いくらい加速していきましたが、X254GLCの2Lディーゼルでは高速域になればなるほど頭打ちといいますか、伸びなくなっていきます。
個人的にはそんなに飛ばさないので良いんですけど、そもそも走りに特化した車ではないですからね。
無線でAppleCarPlay、AndloidAutoが使用可能に!
X254GLCではカープレイやアンドロイドオートが無線で繋がるようになりました。
スマホ側のWifiをONにして、車内に乗り込めば勝手に繋がるようになっているようです。
USBケーブルを挿すという行為一つがなくなっただけなのに、利便性が向上したと感じるのはなぜなのでしょうか??
おまけにディスプレイがタッチ式になったことで、カープレイの操作性もグンと上がりました!
オットキャストも使える
W213でも使えなくもなかったオットキャストですが
前述したように今回のGLCからディスプレイがタッチで操作できるようになったということで
前から使ってみたかったOttoCast Aibox P3も導入してみました。
動作は特に問題なく、携帯のテザリングで使用可能です。
GLCにはタイプCのUSB端子が3個ありますので、USB_Cのケーブル1本で繋がります!
私は今年から楽天にキャリアを変更しましたが
いまだに一度もテザリングで通信が不安定だったり動画が途切れたことはなく
安定して動画視聴が出来ています。
気になる実燃費について
X254GLCの燃費は、カタログ値ではWLTCモードで18kmです。
この図体でリッター18kmは驚異的じゃないでしょうか。
では、私が測ってみた実際の燃費はというと、
街乗りで13~14.5位
郊外で17~18位
高速道路で20~23位を確認することができました。
おそらく、一度満タンにすると1000km位は走ると予想できます。
ほぼ高速道路での長距離の長旅であれば1200km位いくでしょうね。
燃料代は以前のEクラスと比べると、およそ半分くらいになる計算です!!
しかもハイオクじゃなく軽油ですので更に経済的!(しかしこの車の値段は非経済的)
納車後は最寄りのKeePerにてEXキーパーを施工!
納車後はすぐに家の近くのキーパープロショップでEXキーパーを施工していただきました。
硬化するのに最低6時間必要だということで、余裕をもって一泊二日でお願いしました。
施工後の見た目はもう想像通りなのですが
とにかく手触りがすべっすべでタオルがボンネットからする~っと滑り落ちます!
施工後すぐに雨が降りましたが、それが逆に施工効果を早く実感する機会となりました。
翌朝、晴れ間がのぞいた際には、ボンネット上に数多くの水滴が残っていました。
しかし、通常通りに走行していると、ボンネットの水滴がまるで吹き飛ばされるように流れていき、気がつけば会社に到着した時点で、水滴はほとんど目に見えなくなっていました。
まるで、水滴が消える魔法のような瞬間でしたね(笑)。
今後は1年か2年に1回のメンテナンスをしていけば6年効果を保証してくれるらしいです。
頼もしいかぎりです!
ちなみに施工後の1回無料洗車とメンテナンス券もいただきました。
GLCはLLサイズで15万ほどしましたが、ディーラーのコーティング(5年耐久で17万)よりも少し安いという。。。
とにかくやって本当に満足しています!
ただ、EXキーパーの施工後の見た目は、白よりも黒とか濃い色のほうがさらに分かり易いとのことですので
黒い車であればギラギラのヌルヌル感をこれでもかと堪能できることと思います!
まとめ
X254GLCは総評して凄く良い車です。
死角がないといいますか、欠点がないといいますか、とにかくアベレージの高い優等生という印象です。
しかし、走りよりも快適性や実用性に重きを置いた車ですので、人によっては面白みがないといった声もあるんじゃないでしょうか。
私はその辺大歓迎ですので、自分のニーズにピッタリとハマり大満足しています。
燃費も良いですしディーゼルで燃料費も経済的で乗り心地も良しと言うことがありません。
ただただ値段が高いのがネックですよね。。。
というわけで今回はこの辺で終わりにします。
まだまだ内装やリアアクスルステアリングやアンビエントライト等々、一度に書ききれないことが沢山ありますので
次回もGLCのレビューの続きを書いていこうかと思います。
コメント
コメント一覧 (3件)
[…] […]
[…] あと、私は高速道路に乗る時はGLCのほうをメインに利用するので […]
[…] レベル的には私の19インチ(通常20インチ)のタイヤを履かせたX254 GLCより少し上かなといったところ。 […]