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メルセデスベンツCクラス ステーションワゴン S206前期 C180レビュー

今回は、先日1年点検の際にお借りした

S206 CクラスのステーションワゴンC180のレビューをしていこうと思います。

目次

S206 Cクラス ステーションワゴン C180レビュー

C180[MP202302]のパワートレインは、1.5L(ISG)で、価格は6,250,000円~となっています。(現在発注不可)

今回の車両は非AMGラインでサンルーフも無しのノーマル仕様ですので、ほぼほぼ6,250,000円の車両かと思います。

CクラスのAMGラインとノーマルの見た目の違いについて

因みに、ノーマルかAMGラインかどうかを瞬時に見分けるポイントは主に3つあり

AMGラインの見た目ですと、

 

  1. フロントグリルがダイヤモンドグリルになっている(グリル自体の形も違う)
  2. バンパーの両左右のダクトがワイドに下方向にも広がっている
  3. タイヤホイールが5スポーク

 

以上のところを見るとAMGラインかそうでないかを見分けることができるのではないでしょうか。

 

といいますのも現行206モデルって205の旧モデルと比べると

そのあたりの変化がわかりにくくなってるような気がするんですよね。

 

私はW206が出た当初、AMGラインとノーマルの見た目がほぼ変わらないように見えてしまって

AMGラインは無くても良いかな~なんて思っていました。

 

しかし、実車を目の当たりにすると、やはりノーマルとAMGラインの違いは歴然で、見た目も質感もAMGラインのほうが内装も外装も遥かに高いことがわかったのです。

 

 

ステアリングもAMGラインに比べると細く、ハンドリングも心なしか重い印象を持ちましたし、全体的に少しチープな感じは否めません。

逆にAMGラインのステアリングは、好みにもよりますけど、太くて握り易く、ハンドリングも軽快で質感も高かった印象があります。

 

ノーマルとAMGラインを見比べてみましょう。

ノーマルの仕様はこちら

 

 

AMGライン付きだと外観はこうなります

画像引用 メルセデスベンツCクラス

 

内装も非AMGラインはチープな感じ

オフィシャルサイトの写真では恐らくわからないと思いますが、

実車を見ると、AMGラインとノーマルでのインテリアの質感がかなり違うことがわかります。

 

前面の液晶パネルのまわりの質感が、プラスチックに網目のシールを貼ったような感じで艶もなく、近くで見たり触ったりするとチープ感を感じざるを得ません。

代車なので叩くようなことはしませんが、おそらく軽いプラスチックの音がするのは容易に想像できます。

なんだか指で押すと「パキッ」といきそう…そんな印象です。

 

因みにAMGラインの液晶回りはこんな感じです。(以前W206AMGラインをお借りしたときの車両)

実車で見比べないとわからないかもしれませんが、質感の良し悪しの落差は、AMGラインかそうでないかでかなりあります。

これをメタルウィーブインテリア(センター)トリムというそうですが、こちらのほうがグロス仕上げですし、厚みもあるようです。

おそらく叩いてもコツコツとデッドな感じであまり響かないでしょうね。

 

オプションのAMGラインは、好みにもよるでしょうが、絶対に付けるべきだと個人的には思いましたね。

ちなみにAMGラインが付くかつかないかは、売る時の査定にもオプションの金額分かそれ以上に反映される要素として知られています。

 

燃費

下道の燃費は12.2あたりと、C180ということもあり、なかなかの数字でした。

大きな国道を流して走れば14は超えそうです。

 

名古屋のほうに用事があったので高速道路を片道30分ほど走らせていただいたのですが

80km~90kmの速度で17.2~18の間を行き来していました。(下道合わせての平均燃費です)

もう少し長い時間高速道路を走れば、19~20いくのかもしれませんね。

乗り心地・静粛性

乗り心地と静粛性に関しましては、以前W206のC200と比べるとあまりよくありませんでした。

そこはセダンとステーションワゴンとの違いなのかもしれませんが(ワゴンの方が構造上静粛性は悪い)C180ということもありエンジンの音が大きく聞こえましたし、ロードノイズも荒れた路面ではかなりうるさい印象でした。

段差や継ぎ目のショックはAMGラインとほぼ変わらずで、やや大きめですね。

C180ステーションワゴンの静粛性はGLAやCLAあたりとほぼ変わらないのではないか、というのが個人的な感想です。

しかしながら、きれいに舗装された路面では高級車ですよ。

まとめ

AMGラインは外装だけでなく、内装の質感も大きく変えます。

これで、W206CクラスのノーマルとAMGラインの両方を知ることが出来たのですが、AMGラインは高コスパであり、必須オプションだということがはっきりわかりました。(個人の感想です)

今更な話ですが、オプションの値段以上の満足感は得られることでしょうし、売却時の査定にもしっかりと値段分反映されるはずです。

 

燃費はC180だからより良いかというと、そうでもなくC200と変わらない印象でした。

 

静粛性は路面状況にかなり左右される感じで、悪い路面だと、ヘタすると新車価格300万円台の国産車並みかそれ以下くらいではないかと思います。

 

それにしても最近のメルセデスの値上がりには許容出来かねます。

Cクラスは現在メーカーから50万円クーポンが出ていたりしますが、見積シミュレーションをするとC200のフルオプションで総額1000万円に到達するほどの異常な値上がりをしています。

もはやCクラスは本当に新車で買ってはいけない車になってしまったのかもしれません。

ほんの数年前まで600~700万円台だったことを考えるとありえないですよね。。

上がった値段はまず下がることはないとも言われているので、今後益々売れなくなっていくのではないでしょうか。

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